環境適応を理解できれば大体の悩みは克服できるという話(後編)


前編からご覧ください

前編をまだご覧になっていない方はこちらを先にどうぞ。

中編から随分期間が空いてしまいましたすみません。
今現在もモリンガは青々と元気に葉を保っております。

では続きです。

バリアフリーで寝たきり生活一直線



辞書でバリアフリーを調べると、「高齢者や障害者が社会生活を送るうえで障壁となるものを取り除くこと」と書いてあります。

高齢者や障害者のために家の中からちょっとした段差をなくしたり、傾斜や障害物をなくしたりということを、良かれと思ってやっている風潮がありますよね。

的外れな行動極まりないです。
家の中でバリアフリーとか最悪です。人間としての機能をどんどん失っていき、著しく衰えた生命体を作り上げることになります。

そもそも転倒の危険となる段差は、カーペットのちょっとした段差などです。
周辺視野認知などが落ち、地面のコンディションが分かりにくくなったことなどが原因です。

家の中の環境に適度な障害があることで、それを乗り越える適応がおこります。
別に毎日崖を登れを言ってるわけではないのです。

ベッドよりも床に布団引く方が日常生活機能は圧倒的に維持されます。

バリアフリーで椅子とベッドの生活ばかりという人は、フルスクワットする機会がなく、使われない機能はどんどん失っていくのが環境適応ですので、床から立ち上がる際の腹腔内圧のコントロールを始めとした重要な機能がどんどん失われていきます。

結果、寝たきり老人促進リフォームとなります。

ストレスは必要なものです。
失くしてしまうと一緒にそのストレスに抗う機能が失くなります。

なぜなら生物は環境に適応していくように設計されているからです。
よく使う機能は強化され、使わない機能は手放していく。

脳の可塑性と言われるもので、環境によって大きく左右されます。

何度も言いますが、自分の能力の範囲内のストレスには打ち勝つことができ、心身共に前向きならば適応が起こります。






悩みを解決するにはどんな環境を設定すればいいか?

必要なことを達成するために適応が起こるのでしたよね?
間違えてはいけないのが、必要なことがあるということです。

『空を飛びたい』という悩みがあるので解決したい、としましょう。
なぜ空を飛びたいのでしょうか?空を飛ばないと死んでしまうのでしょうか?

ただの願望や希望では弱いです。
生きていく上で必要に迫られなければいけません。

空にのみ食料があり、空を飛んでそれを食べないと死んでしまう場合、生きていくためにどんなことが起こればいいでしょうか?

1、今は食べることが出来ない地面にある物を食べられるように内臓を始めとした消化器官に適応が起こる。

2、空にある食料を取ることの出来る手段の獲得。キリンの様に色々長くなる (首の長い個体のみが生き残る)、ヘリコプターなどの手段の獲得など。

3、空を飛ぶ能力の獲得

この様に、3を獲得するよりも簡単な問題解決方法がある場合は、そちらへの適応起こした方がいいですよね。
なので空を飛びたいというのは生きていく上で必ずしも必要ではないということになります。

先ほどのベッドではなく床に布団を敷いて生活をする場合、立ち上がらずとも這って移動するだけでも体幹部の筋肉をしっかり使います。トリガーポイントでもよくやるコアトレーニングをせざるをえない環境です。
地面が近くにある状態での風景の移動は脳にとって良い反応を起こしやすいですし、結果体の痛みが減ったり運動動作が滑らかになったりもします。

誰かに手伝ってもらったり、便利な機械などがあると、必要に迫られないので適応はおきません。
かといって歩くのがやっとの方がSASUKEをクリアしろと迫られても無理です。

大切なのは克服できるストレスのある環境設定が必要ということです。




自分のストレス耐性能力内で環境を変化させる

大事なことは

1・キャパ内で環境設定する。
2・自分でコントロールできるものとできないものを理解する。
3・外受容感覚(五感)での環境を考える。
4・深部感覚をとにかく刺激する

です。

3の外受容感覚(特に眼)と4の深部感覚については定期的にセミナーでお話しさせていただいておりますので、ご興味をもたれました方はぜひいらしてください。

セミナー詳細ページ

人間の悩みは4つしかない

大別すると、「仕事」「健康」「人間関係」「将来」の4つしかないのです。
あなたの悩みも辿っていくとこの4つのどれかです。
ですので、問題を考える時に、どのタイプの悩みなのかをまずは考えると組み立てやすくなります。

一旦のまとめ

まとめますと、
1・環境負荷は与え続けないといけない。負荷がなくなった瞬間から機能は徐々に喪失していく。
2・環境負荷は自分のストレス耐性の上限を超えてしまってはネガティブな反応が出る。よって、体と心が強い人の方がより適応が起こせる。
3・希望や願望ではダメで、必要に迫られないと適応は起きない。何故なら無意識的に行動を抑制する情報が周りには溢れていて、いつのまにか楽な方に流されてしまうものだから。(前回の記事のプラセボは馬鹿にできない。けれども、、、というところです)
4・「何で」悩んでいるのか?「何が」問題でうまくいかないのか?を最低3つずつは書き出し、それを解決するための「環境」とはどういうものかを分析する。

例えば、「太っている」にしましょうか。
太っていることが悩みでない人もたーくさんいますが、仕事柄ダイエットしたいという人によく会うので。

まず人間の悩みは4つしかないので、その中の何で悩んでるのかを考えます。

・服屋の店員さんなどで、スタイルが崩れると自社の服が似合わず商品が売れない→仕事
・太っていると疲れるし病気が心配→健康
・自分に自信が持てなくておどおどしてしまう→人間関係
・老後生活が大変になるんではないか?→将来

というように、太っているということで悩んでいる人の理由もそれぞれでしょう。

では仮に彼女ができない(人間関係)で悩んでるとします。
太っていると中身を知ってもらうまでの第一印象で不利になる、と考えたとしましょう。

「何で」は、
1・食べ過ぎてしまう。
2・全然運動していない。
3・家では親が、会社では社食が決めたメニューで、自分で食事の内容を決められない。
4・仕事などで出席しないといけない飲み会が多い。

を書き出したとします。
最低3つなだけで、他にも思いつくことは全部書き出したほうがいいです。

次にそれぞれの事項に対して「何が」問題でうまくいかないのか?
それぞれ3つずつ以上書き出します。

1の食べ過ぎてしまうに対しては、

・食べることが好きだから
・つい多く盛り過ぎてしまう
・習慣で
・周りの人に貰い物が多い

2の運動してないことに対しては、

・運動が好きではない、苦手
・必要に迫られていない
・運動する機会がない
・何をしていいのかよくわからない
・めんどくさい

同じように3や4についても書き出してみましょう。

そしてそれを解決するために、どういう環境にしたらいいのかを考えてみましょう。

・食べることが好きだから → 減量の目的を達成するまではグルメ番組や本などは見ない、本気ならテレビを置かない(不思議とテレビのない生活をすると食べることへの興味が減ります)
・つい多く盛り過ぎてしまう → 小さいお皿を使う
・習慣で → 映画を見るとポップコーンが食べたくなってしまう、などのような条件付けが起こってしまうことが多いので、決まった時間に決まった場所でのみ食べるように習慣を見直す
・周りの人に貰い物が多い → 周りの人への教育。「いまダイエット頑張ってて、○月○日まで本気でやって人生変えたいと思ってるから、私にお菓子とか渡さない様に〇〇さんも協力してね。」など

同じように2、3、4のそれぞれ書き出したことに対しての環境設定を考えてみましょう。

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環境に左右されるので環境を変えるしかない
トレーニングもそのために行います。
鍛えているのは筋肉ではなく脳とマインドと環境なのであります。




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