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環境適応を理解できれば大体の悩みは克服できるという話(後編)

前編からご覧ください

前編をまだご覧になっていない方はこちらを先にどうぞ。

中編から随分期間が空いてしまいましたすみません。
今現在もモリンガは青々と元気に葉を保っております。

では続きです。

バリアフリーで寝たきり生活一直線



辞書でバリアフリーを調べると、「高齢者や障害者が社会生活を送るうえで障壁となるものを取り除くこと」と書いてあります。

高齢者や障害者のために家の中からちょっとした段差をなくしたり、傾斜や障害物をなくしたりということを、良かれと思ってやっている風潮がありますよね。

的外れな行動極まりないです。
家の中でバリアフリーとか最悪です。人間としての機能をどんどん失っていき、著しく衰えた生命体を作り上げることになります。

そもそも転倒の危険となる段差は、カーペットのちょっとした段差などです。
周辺視野認知などが落ち、地面のコンディションが分かりにくくなったことなどが原因です。

家の中の環境に適度な障害があることで、それを乗り越える適応がおこります。
別に毎日崖を登れを言ってるわけではないのです。

ベッドよりも床に布団引く方が日常生活機能は圧倒的に維持されます。

バリアフリーで椅子とベッドの生活ばかりという人は、フルスクワットする機会がなく、使われない機能はどんどん失っていくのが環境適応ですので、床から立ち上がる際の腹腔内圧のコントロールを始めとした重要な機能がどんどん失われていきます。

結果、寝たきり老人促進リフォームとなります。

ストレスは必要なものです。
失くしてしまうと一緒にそのストレスに抗う機能が失くなります。

なぜなら生物は環境に適応していくように設計されているからです。
よく使う機能は強化され、使わない機能は手放していく。

脳の可塑性と言われるもので、環境によって大きく左右されます。

何度も言いますが、自分の能力の範囲内のストレスには打ち勝つことができ、心身共に前向きならば適応が起こります。






悩みを解決するにはどんな環境を設定すればいいか?

必要なことを達成するために適応が起こるのでしたよね?
間違えてはいけないのが、必要なことがあるということです。

『空を飛びたい』という悩みがあるので解決したい、としましょう。
なぜ空を飛びたいのでしょうか?空を飛ばないと死んでしまうのでしょうか?

ただの願望や希望では弱いです。
生きていく上で必要に迫られなければいけません。

空にのみ食料があり、空を飛んでそれを食べないと死んでしまう場合、生きていくためにどんなことが起こればいいでしょうか?

1、今は食べることが出来ない地面にある物を食べられるように内臓を始めとした消化器官に適応が起こる。

2、空にある食料を取ることの出来る手段の獲得。キリンの様に色々長くなる (首の長い個体のみが生き残る)、ヘリコプターなどの手段の獲得など。

3、空を飛ぶ能力の獲得

この様に、3を獲得するよりも簡単な問題解決方法がある場合は、そちらへの適応起こした方がいいですよね。
なので空を飛びたいというのは生きていく上で必ずしも必要ではないということになります。

先ほどのベッドではなく床に布団を敷いて生活をする場合、立ち上がらずとも這って移動するだけでも体幹部の筋肉をしっかり使います。トリガーポイントでもよくやるコアトレーニングをせざるをえない環境です。
地面が近くにある状態での風景の移動は脳にとって良い反応を起こしやすいですし、結果体の痛みが減ったり運動動作が滑らかになったりもします。

誰かに手伝ってもらったり、便利な機械などがあると、必要に迫られないので適応はおきません。
かといって歩くのがやっとの方がSASUKEをクリアしろと迫られても無理です。

大切なのは克服できるストレスのある環境設定が必要ということです。




自分のストレス耐性能力内で環境を変化させる

大事なことは

1・キャパ内で環境設定する。
2・自分でコントロールできるものとできないものを理解する。
3・外受容感覚(五感)での環境を考える。
4・深部感覚をとにかく刺激する

です。

3の外受容感覚(特に眼)と4の深部感覚については定期的にセミナーでお話しさせていただいておりますので、ご興味をもたれました方はぜひいらしてください。

セミナー詳細ページ

人間の悩みは4つしかない

大別すると、「仕事」「健康」「人間関係」「将来」の4つしかないのです。
あなたの悩みも辿っていくとこの4つのどれかです。
ですので、問題を考える時に、どのタイプの悩みなのかをまずは考えると組み立てやすくなります。

一旦のまとめ

まとめますと、
1・環境負荷は与え続けないといけない。負荷がなくなった瞬間から機能は徐々に喪失していく。
2・環境負荷は自分のストレス耐性の上限を超えてしまってはネガティブな反応が出る。よって、体と心が強い人の方がより適応が起こせる。
3・希望や願望ではダメで、必要に迫られないと適応は起きない。何故なら無意識的に行動を抑制する情報が周りには溢れていて、いつのまにか楽な方に流されてしまうものだから。(前回の記事のプラセボは馬鹿にできない。けれども、、、というところです)
4・「何で」悩んでいるのか?「何が」問題でうまくいかないのか?を最低3つずつは書き出し、それを解決するための「環境」とはどういうものかを分析する。

例えば、「太っている」にしましょうか。
太っていることが悩みでない人もたーくさんいますが、仕事柄ダイエットしたいという人によく会うので。

まず人間の悩みは4つしかないので、その中の何で悩んでるのかを考えます。

・服屋の店員さんなどで、スタイルが崩れると自社の服が似合わず商品が売れない→仕事
・太っていると疲れるし病気が心配→健康
・自分に自信が持てなくておどおどしてしまう→人間関係
・老後生活が大変になるんではないか?→将来

というように、太っているということで悩んでいる人の理由もそれぞれでしょう。

では仮に彼女ができない(人間関係)で悩んでるとします。
太っていると中身を知ってもらうまでの第一印象で不利になる、と考えたとしましょう。

「何で」は、
1・食べ過ぎてしまう。
2・全然運動していない。
3・家では親が、会社では社食が決めたメニューで、自分で食事の内容を決められない。
4・仕事などで出席しないといけない飲み会が多い。

を書き出したとします。
最低3つなだけで、他にも思いつくことは全部書き出したほうがいいです。

次にそれぞれの事項に対して「何が」問題でうまくいかないのか?
それぞれ3つずつ以上書き出します。

1の食べ過ぎてしまうに対しては、

・食べることが好きだから
・つい多く盛り過ぎてしまう
・習慣で
・周りの人に貰い物が多い

2の運動してないことに対しては、

・運動が好きではない、苦手
・必要に迫られていない
・運動する機会がない
・何をしていいのかよくわからない
・めんどくさい

同じように3や4についても書き出してみましょう。

そしてそれを解決するために、どういう環境にしたらいいのかを考えてみましょう。

・食べることが好きだから → 減量の目的を達成するまではグルメ番組や本などは見ない、本気ならテレビを置かない(不思議とテレビのない生活をすると食べることへの興味が減ります)
・つい多く盛り過ぎてしまう → 小さいお皿を使う
・習慣で → 映画を見るとポップコーンが食べたくなってしまう、などのような条件付けが起こってしまうことが多いので、決まった時間に決まった場所でのみ食べるように習慣を見直す
・周りの人に貰い物が多い → 周りの人への教育。「いまダイエット頑張ってて、○月○日まで本気でやって人生変えたいと思ってるから、私にお菓子とか渡さない様に〇〇さんも協力してね。」など

同じように2、3、4のそれぞれ書き出したことに対しての環境設定を考えてみましょう。

一人で考えにくい場合のお手伝いをトリガーポイントでしております。
お気軽にお問い合わせください。
と言いたいところですが、現在手一杯につき新規クライアントの受付を停止させていただいております。
また受け入れ開始の際にはホームページ上でご案内させていただきますのでよろしくお願いします。

環境に左右されるので環境を変えるしかない
トレーニングもそのために行います。
鍛えているのは筋肉ではなく脳とマインドと環境なのであります。




動く・食べる・学ぶ・仲間と繋がる = POCKET JAMBOREE

コロナで人との繋がり方を変えざるを得なくなってしまいましたので、オンラインのいいところいっぱい探してみました。

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ぜひご活用くださいませ。

環境適応を理解できれば大体の悩みは克服できるという話(中編)

前編からご覧ください

前編をまだご覧になっていない方はこちらを先にどうぞ。

では続きです。
Negative response

ネガティブな反応

降りかかるストレスに対して、心身のどちらか、あるいはどちらにも余力がなく欠如し起こるのがネガティブな反応です。

「あー、無理無理。無理だわ。」

ってなった反応。
戦うのではなく、逃げることを選択したパターン。
この逃げる反応が、適応できなかったという状態です。

オーバートレーニング

心身症

うつ

腰痛などの痛み

など、思いついた一例ですが。

前回の燃え上がるフライパンの例で言うと、思いのほか、火の勢いが強くて火が近くに置いてあったティッシュに引火し、戸棚にまで火が回ったとします。
人によっては頑張って火を消そうと戦う人もいれば、「もうだめだ」と諦めて逃げる人もいるでしょう。
割と早めに諦める人もいれば、最後の最後まで粘る人など、人によってそれぞれですよね。

ネガティブな反応が起きる強度は人それぞれということです。

動物のナマケモノは一生のうち殆どを木の上で過ごすのですが、虎などの天敵に襲われた時、どのような行動をとるかご存知でしょうか?
もう見つかったらほぼ終わりなんですよね。あとは虎が木の上まで登れないのを願うばかり。

木から引きずり降ろされたら、普通の動物でしたら最後の最後まで足掻いて一矢報いようと奇跡を信じて暴れるところ、ナマケモノが選択する行動はすごいです。

「せめて簡単に牙が刺さって楽に死ねる様に、全身の力を抜く」

諦めの極致です。ある意味あっぱれです。
奇跡は起きないでしょう。

ナマケモノ画像

何もしたくない、、、戦争反対、、、


心身ともに強い場合はポジティブな反応が起き、どちらかが弱い場合はネガティブな反応が起きますが、同じ問題でも人によって違うのはこのためです。

5時間も寝た

5時間しか寝てない

両者の間では同じ問題でも、心の捉え方が違いますよね?
どちらにネガティブな反応が出るかはお分かりでしょう。

病は気からとはよく言ったものです。

自分のレントゲン写真を見ると腰痛が悪化するってご存知でしょうか?

また有名なところでは、ブアメードの血と呼ばれる実験もあります。

腰椎MRI写真

自分の腰椎にヘルニアがあると思うと腰痛症状は悪化する。健康な人にもヘルニアは普通にたくさんあるのに。



ブアメードの血

1883年、オランダでブアメードという死刑囚を使って一つの実験が行なわれました。
目隠しをしてベッドにくくりつけ、足の親指をメスで切り出血させ、
「どれだけ血を抜いたら、人は死ぬのかを調べる。」
とブアメードに言うのです。

医師達はブアメードがくくりつけられたベッドの横で、聞こえる様に話し合いをし、
「3分の1の量の血液が抜けたら死ぬだろう」と結論付けて、

「これから実験を始めます」

とブアメードに告げ、足の親指にメスを入れて出血させるフリをします。

実際には痛みだけを与えて、出血はさせておらず、用意しておいた水をポタポタと滴り落とし、その音をブアメードに聞かせ続けただけでした。

数時間後に医者達が話し合います。

「まもなく3分の1になるな。」

それを聞いたブアメードは静かに息を引き取ったそうです。

思い込みだけで死ぬことすらできる証明になったのでした。


プラセボは馬鹿にできない。けれども、、、

思い込みの力がそんなにすごいなら、良い様に思い込めばいいじゃないか!
5時間「も」寝た!と思い込めばポジティブな反応が起きるのか!

などと、
そんな簡単なことではありません。残念ながら。

意識的か無意識かでは、持っているパワーが全然違うからです。

無意識下でのパワーはものすごいのです。
意識的 vs 無意識的 では、どんな事象であれ無意識的の方に軍配が上がるんではないかと思います。

例えば、「意識的に姿勢をきれいに保とう」と思って、1週間の内にどれくらいの時間意識していられるでしょうか? 

無意識の時間の方が圧倒的に長くなるはずです。



「足の裏のことを考えないでください!」

と言われると、考えたくなくても足の裏のことを考えてしまったでしょ?

これらが無意識の刷り込みと言われるやつで、人は知らない間にものすごい量の無意識の刷り込みをくらってしまっています。

日常生活のなかで、知らない間に刷り込まれまくっているのです。

先ほどの「5時間も寝た」と思い込みたくても、それを遥かに上回るパワーや規模の「5時間睡眠では体に悪いよ!」という刷り込みを気づかない内にされまくってしまうのです。

お母さんを始めとし、会社の同僚、雑誌、テレビ、、、、

では、自分でコントロールすることは不可能なのでしょうか?

すべて環境!

まず答えを言いましょう。

環境を変えることでしか、人は変われない!!

のです。

人は環境に左右される生き物であると理解しなければいけません。

入院してずっと寝ていたら、動かなくていい環境に適応して筋肉はなくなります。

周りに日本語を話す人ばかりなら日本語を話す様になります。

かわいい猫を撫でる行動ひとつとっても、人間は頭の方からお尻の方へ撫でるように知らない内に仕向けられているのです。
「頭の方からお尻の方に向かって生え揃っている毛という環境」によって。

すべて環境からの無意識下での無言のメッセージです。
なかなか気付くことはできません。抗い続けるパワーを維持することは困難です。

ですが環境を変えることはできます。
環境を変えて、それへの適応を起こしていくことはできるのです。



環境設定をどのようにすればいいのか?

長くなってきましたので続きは次回で。




セミナー情報

「現場へのビジョントレーニングの導入」

スケジュールと詳細はこちら

2020年1月14日現在、
1月の東京は満席
3月の岡山は残席わずかとなっております。


近藤拓人さんによる「体性感覚/視覚/前庭覚と運動の統合」

2020年 3月20・21・22日の3日間セミナーを大阪で開催することになりました。
詳細とお申し込みはこちらから。

最高の学習環境『AZCARE ACADEMY』はこちらから

環境適応を理解できれば大体の悩みは克服できるという話(前編)

モリンガという植物をご存知でしょうか?

根も葉も種も、その他全ての部分が食用になり、高い栄養価がある植物なのです。
トリガーポイントでも自宅でもモリンガを育てており、とても成長が早いです。
でも温帯の植物なので、冬になると枯れてしまいます。
5年ほど前から育てているのですが、春に植えて夏に葉っぱをむしって食べたりして喜んでます。
モリンガはわさびの様な辛味があり、大量に取れた年にジューサーでしぼってジュースにして妻と二人で飲み、強烈に腹を下してトイレの取り合いをしたこともありました。加熱しないとだめやったのか、殺菌作用があったのかなんなのか、、、。

モリンガを毎年自宅で4鉢、店でも2鉢そだてていて、冬になると全部のモリンガの葉は落ち、枝もしなしなと枯れてしまうのですが、春過ぎになると1〜2鉢が生きていて新たに新芽が出てくることがあります。

その次の年も同じ様に、昨年生き残ったやつも枯れてしまったりもう一年生き延びてみたりとサバイバルしています。

そして現在、トリガーポイントに生き残った最後のモリンガが、なんと1月なのに新芽が青々としているではありませんか!

モリンガの新芽

モリンガの全ての枝先に新芽が、、、

おそらくモリンガは5年かけて冬に寒くなる環境に適応したのでしょう。

トリガーポイントのモリンガ画像

2階の天井まで届く高さにまで成長しました。

環境に適応できたモリンガは生き延びることができ、環境に適応できなかったモリンガは枯れて死にました。

適応とはなんでしょうか?

辞書を引くと

① ある状況に合うこと。また、環境に合うように行動のし方や考え方を変えること。 「状況に-する」
② 〘生〙 生存のために環境に応じて生物体の生理的・形態的な特質が変化すること。

とあります。

植物も動物も、もちろん私たち人間も日々問題に直面します。
その問題に対して、心身はポジティブな反応を起こす時とネガティブな反応を起こす時があります。




ポジティブな反応

ポジティブな反応のことを

・進化

・発達

・強化


などと呼び、

・病原体に対する免疫を獲得する

・筋肉ムキムキになる

・人前でのスピーチに緊張しなくなる



などです。

これらは環境への適応がポジティブな方向で起こった時ですね。
問題に対して『戦う』という選択を心身が取ったパターン。

ポジティブな反応は、降りかかるストレスに対して心身のどちらもに戦う余力がある時に起こります。
この心身のどちらもというのがポイントです。どちらかが欠如するとネガティブな反応が起こるのです。



次に、問題に対して私たちが望まない適応を病気と呼びます。


・骨への反復ストレスにより骨棘ができる

・異物を体外に出そうとする反応であるアレルギー症状

・太る(メタボリック症候群)

・近くを見ることに特化し、遠くが見えにくくなる(近視)

などなど。

これらも環境への戦う反応ではあるのですが、私たちが嬉しいと思わない反応なだけです。

例えるならば、家で料理をすることになり、ホルモンを炒めてたらフライパンに火が移って派手に燃え上がったとします。ちょいちょいありますよね。

で、その燃え上がった火を消すためにキッチンに消火器を持ってきてぶちまけたところ、火を消すという目的は果たせましたが、キッチンは消火剤でえらいことに。

そんなイメージでしょうか。
でも燃え上がる環境への問題は解決しようと前向きに頑張った結果ですよね。

消火活動

キッチンでこれをやったら、、、

病気になりたくなければ2つの作戦があります。

1・病気になる環境に身を置かない。(以降 1 と表記)
2・問題解決方法の学習。「燃え上がるフライパンに消火器ぶっぱなさなくても、そっと蓋を閉めれば火は消えますよ、的な」(以降 2 と表記)

上記の例に対する1 & 2はどんなものがあるかといいますと、

1番目の骨棘に対しては、
1・動かない。
2・繰り返しの接触ストレスや牽引ストレスによるものがほとんどですので、正しい関節アライメントに整える、応力が分散するような正しい関節運動を学習する、など。

2番目のアレルギー症状に対しては、
1・アレルギーとなる物質を排除する。
2・なんでもかんでも体内に取り入れてしまう腸壁の修復や、皮膚や粘膜の正常化。

3番目の太るに対しては
1・おいしい食事をなくす(おいしいから食べすぎるというのが真理なのです)
2・正しい量と栄養の食事。

4番目の近視は、
1・近業をしない。日本を出て、ビルなどのない広い空間で、毎日太陽光たくさん浴びる場所で暮らす。
2・眼球を動かす筋肉である外眼筋の緊張により、眼球がいびつに押し伸ばされ、眼軸長が長くなることがほとんどの原因ですので、外眼筋を緊張させるような見方をやめ、外眼筋の緊張をとるような運動や訓練を行う。
(面白いように視力は上がっていきます。)

視覚システムについて講義することが多いので、近視だけ追加で環境要因についても言いますと、網膜に自然光が当たっていないことが問題(最近の研究ではバイオレットライトが必要ということがわかってきていて、これは室内にはほとんどない)なので、外へしっかり出て網膜に太陽光を浴びせることが大事です。2時間以上。

JINSさんのHPより

ちなみにメガネやコンタクトレンズを装用していると、最近のはだいたいUVカットレンズですので、網膜にバイオレットライトはあたりません。

この辺の講義は『現場へのビジョントレーニングの導入 LEVEL2』でさせていただきます。
スケジュールや詳細はこちらでご確認ください。


続きのネガティブな反応からはまた次回




セミナー情報

「現場へのビジョントレーニングの導入」

スケジュールと詳細はこちら

2020年1月14日現在、
1月の東京は満席
3月の岡山は残席わずかとなっております。


近藤拓人さんによる「体性感覚/視覚/前庭覚と運動の統合」

2020年 3月20・21・22日の3日間セミナーを大阪で開催することになりました。
詳細とお申し込みはこちらから。

最高の学習環境『AZCARE ACADEMY』はこちらから

『福岡終了』現場へのビジョントレーニングの導入 LEVEL 1 

寒くなってきましたね。
睡眠時間を3時間で固定して生活をしているのですが、冬になると我が家のかわいい猫達が布団の中に入ってきてくれ、全身に4匹がぴっとりひっついて寝ているので起きるのがはばかられ、幸せな時間をもうすこし楽しもう、、、、と、いつの間にか二度寝をしてしまっている今日この頃です。

二度寝はちょーーー体に悪いので、みなさんもお気をつけください。

1発で起きる!
これが鉄則です。スヌーズ機能は壊してください。

理由は、眠りの状態から覚醒に向かうべく、朝方になると覚醒作用を持つ副腎皮質ホルモンの分泌が始まります。
このホルモンを合成するのに色々な栄養素が必要なのです。リンとかマグネシウムとかビタミンCとかその他諸々。

で、その栄養素を使って作り出した覚醒のホルモンが出て起きたのに、二度寝をすると、覚醒するのにもう一回副腎皮質ホルモンの分泌が必要になります。

がんばって栄養を消費して作り出したホルモンが1回分無駄になりました。

これを三度寝してしまったり、毎日当たり前のように繰り返せば、どうなるでしょうか?

栄養不足になるでしょう。そして副腎皮質ホルモンを作りすぎて副腎は疲労し、ホルモンを作り出すことが難しくなっていき、
結果として『朝起きれない』『疲れやすい』『気力や体力がない』なんてことになってしまうのです。

だから二度寝はダメです。1発で起きてくださいね。

詳しくは副腎疲労を調べて見てください。

前置きが長くなりましたが、猫はかわいいけど副腎疲労を助長させるということです。(え?)

福岡開催の様子

11/3の名古屋に引き続き、11/24は福岡での『現場へのビジョントレーニングの導入 LEVEL 1』が無事終了しました。
福岡会場も定員を超えるお申し込みをたくさんいただき、キャンセル待ちに回っていただいた方々とお会いできなかったのが非常に残念です。

福岡セミナー終了後

セミナー終了後の集合写真

会場は今回主催してくださった坂田幸範さんの施設のtorqueをお借りしました。

torqueは広くて綺麗で設備が充実していて、、、こんな環境でトレーニングができる方が羨ましい。
会場が広かったので、LEVEL2でのカバー内容の空間認知系のトレーニングも少しやりました。


空間認知とは?

私達は3次元空間の中で生きていて、物事を立体的に捉える必要があります。
足を踏み出す先に床があるのかどうかわからない状況は恐怖でしかないですよね。
空間の中で自分がどのように存在しているのかの認識が薄い人は多くいます。
どんな症状が出るかといえば、

  1. よくつまずく
  2. 球技が苦手
  3. (サッカーで飛んでくるボールに対してヘディングシュートをするなんてのは高度な空間認知能力あってこそ)

  4. 腰痛や肩こり
  5. (地面の高さの認識が自分の感覚と実際にズレがあり、毎歩足を踏み外す感じで強い衝撃が腰にかかったり、そのため自分を守るために筋肉を緊張させっぱなしで凝ったり)

もっとたくさんありますが、自分という存在が空間の中でどうなっているのか?空間におけるその他の物体は自分に対してどの様に存在しているのか?
を認識できていることが非常に重要なのです。

発育発達の足りない動作があったり(あまりハイハイせずに、すぐに掴まり立ちしてしまった など)、子供の頃から外でしっかり遊ばなかったり、目や耳、その他の感覚に刺激が少なく発達が足りない場合、最低限必要な空間認知能力の欠如が起こります。


↑AZCARE ACADEMYでご活躍の近藤拓人さん VS 後藤玄

具象的創造に関する神経生理学的な研究によると、ビジュアル化は視覚的ヒエラルキーのトップダウンアクティベーションに基づいているとのこと。

想像力(ビジュアル化)すると、普通の視覚的知覚とは反対の経路で情報が流れ、物や動物を大きくしたり小さくしたり、近くや遠くに想像すると、ビジュアル化の間、実際に物をみている時と同じように脳が活動します。

遊んでいるだけのように見えるでしょう(笑)
遊びも『何のために』『どのような意図があって』に評価が加わると、立派なトレーニングに昇華するのであります。

まず地面に置かれた3色の輪っかの位置を暗記します。
目隠しをして、相手の気配を察知して、斬ります!
振り下ろしていいのは1回のみ。
相手を斬った後、自分の位置を把握しているかどうかの確認として、3色の位置を答えます。

僕の考えの一番大切なこととして、『楽しくなければならない』ということがあります。
『面白くないこと』を『やらされている』内は、伸びないし継続できません。

全てにおいて言えることではないでしょうか?
ですのでトレーナーは楽しく行える工夫をいかに組み込めるかが腕の見せ所です。

そんな工夫を現場へのビジョントレーニングの導入では必死になってお伝えしております。


プログラムダイジェスト

<両眼視と抑制>

まずは左右の両眼で見ることができているか?ということ。
検査方法や、検査でひっかかったものに対してどういう介入をしていくのか?

うまく視線が一致していないなどの場合に両眼で見ると二重に見えたりするので、脳内で片眼の情報を消去してしまうことがあります。
これを抑制と言います。

抑制があると頭痛や肩こりを始めとして体に良くない反応がたくさん起こります。
筋出力も発揮しにくい(力がうまく出せない)ですし、体も硬くなります。(筋緊張↑)


<眼位と屈折異常>

視線のズレた状態である『斜視』、一見視線は合っているが、潜在的に視線のズレがあり、努力によって視線を合わせることができている状態の潜伏性の斜視である『斜位』の判断とその判断の練習方法。
近視や遠視などの屈折異常などを理解することで、まず見えないとはどういう状態なのか?を知ります。

眼鏡の理論を説明した後、眼鏡はだめだ!とお伝えさせていただきました(笑)


<眼の筋肉と神経、眼球運動の種類と、それが脳に及ぼす影響>

解剖生理学的なことを解説した後、クライアントの眼球運動をどのように評価するのかを。
眼球は脳の一部が体表に飛び出したようなものなので、眼球運動を見れば脳の状態がよくわかります。
痛みも筋緊張も100%脳からのアウトプットなので、ここを評価して介入しないことには始まらないのですね。


<呼吸、重心>

視覚システムを制限なく稼働させるために必要なものとはなんでしょうか?

眼球は脳の一部として考えられます。発生学的にも。
ですので、絶対的に必要なものとして、
脳の活動に必要な

  1. 酸素
  2. 栄養(グルコース)
  3. 刺激(活性と抑制のバランス)

です。
そして頸部のマルアライメント(骨の配置が正しい位置からずれること)が外眼筋や前庭システムの過活動を引き起こしてしまいますので、その評価と改善方法。

重心や舌位や自己定位が視覚システムにどのような影響を及ぼすのか?を実際に体験してもらいました。


<色による影響>

色によって可動域や筋出力やその他パフォーマンスに大きな変化がでます。
ちょっと不思議な世界ですが、みなさん確かな変化に驚いておられました。


<現場での具体的な活用方法>

ここが僕が一番みなさんにお伝えしたいとこで、一番面白いところやと思ってます。
どんなタイミングで、どんなことを、どんな風に現場で取り入れていくのか。

  • ウォームアップ・プレトレーニング
  • リハビリ・治療介入中
  • パフォーマンストレーニング中
  • ストレングストレーニング中
  • クライアントの自宅トレーニングの取り組み方

のそれぞれの場面に分けて、僕の普段の使い方などを紹介、実践しました。


<認知系トレーニング>

予期しない運動課題の成功により、高濃度のドーパミンが放出されます。

「ルーチンは創造性を駆逐する」をテーマにいくつかみんなで認知系トレーニングを実践しました。
やってて楽しいので、なかなか盛り上がるんです。

ビジョンの健全化を保つ日常生活の工夫や、その他諸々お伝えさせていただきましたが、やはりこの日も時間はおしました。
毎回時間通りに終了できずすみません。


youtuber坂田幸範

ちなみにtorqueの坂田幸範さんはYOUTUBERでもあるのです。
ケンコーTVという名前はクソださいですが業界の有名人である坂田幸範さんの非常にためになる情報を無料で知れちゃいます。

僕が学生の頃にこんなチャンネルがあれば遠回りしなかったのになぁ。。。


セミナー情報

現場へのビジョントレーニングの導入 LEVEL 1のスケジュールと詳細はこちら

12月22日の愛媛はまだ結構空きがありあすので、ビジョンに興味がある方はこの機会にぜひいらしてください( ´ ▽ ` )ノ

再受講制度

もう一度受けたいというお声を何人かからいただきましたので、再受講制度を設けました。
最受講は10,000円で、テキストも毎回アップデートしておりますのでもちろんテキストも付属品もお付けしております。

分子栄養学

血液検査をすると、検査項目がアルファベットでずらーっと並んで、その項目の数値が基準値より高いやら低いやらで☆印や↑とか↓が表示されますよね。
なかなか専門家でもないと意味がわからないので、とりあえず基準値内に収まっておけば「よし、健康やった」と思うじゃないですか?

しかし、基準値というのは『健康と思われる95%の人がこの範囲に収まりますよ』というものなので、検査項目によっては外れている方がより良いものもありますし、他の数値との兼ね合いで基準値内に収まっていてはいけないものもあるのです。

6月に人生初の人間ドッグを受けました。40歳を超えると無料で市から受けれる人間ドッグで、バリウム検査がつらいことを知りました。
以下はその時の血液検査の結果の一部ですが、

コレステロール値(LDL・HDL)

一般的に悪玉と言われるLDLですが、、、

HDLが基準値を超えてしまっています。
でもこれは善玉コレステロールみたいに言われるやつで大丈夫なのです。むしろ良いのです。高すぎるとよくはないですが、、、。
そしてLDL、学生の頃はものすごく低かったのですが、100を超えてきててびっくりしました。

あれ、やっぱ寄る年波には勝てないのかな?と、残念に思っていました。
そう、川合智さんのお話を伺うまでは!

川合 智さんの分子栄養学セミナー

7/14は川合智さんの『細胞と細菌を考慮したセルフコンディショニング法』というセミナーを受講してきました。
5月5日から7月15日まで、トリガーポイントが休みの日は自分のセミナーやら主催セミナーやら勉強会参加やらで休みがありませんでした。
毎月2回以上は何かしらの勉強会やセミナーに参加するようにしています。
そんな色々受ける中、川合智さんのセミナーは本当にとても秀逸な内容でしたので、みなさんにもぜひおすすめしたいです。
フィットネスに携わる方はもちろん、少しでも健康に興味や悩みがある方は全員受講したらいいのにと思います。

川合 智

講師の川合智さん・azcareのゼネラルマネージャーもされてます

以前受講された方に聞くと、内容は「難しい」とのことやったので、これはかなり集中して臨まないといかんなと意気込んでたのですが、とても理解しやすい言葉選びと構成で全然そんなことはなく、最初から最後までずっと面白かったです。
確かに、難しいか簡単かと聞かれると、僕も難しいと答えるでしょう。それは理解しがたいという意味ではなく、情報量がむちゃくちゃ多いのと、分子栄養学的な数値など覚えなければならない点があるからです。

さてそんな情報量満載のセミナーの中から、特にここを知れば!と個人的に感じたところをお伝えしたいと思います。


分子栄養学とは?

栄養素と生体の関係を分子生物学的な手法で研究する栄養学の一分野 (コトバンクより)
血液検査データを読み解くことで、内臓の状態、普段の生活習慣、食生活、ストレスレベルや免疫状態なんかが一通りわかってしまいます。

ダイエットがうまくいかない、体調がなかなかよくならない、アレルギー症状があるなどの場合は分子栄養学的アプローチが必要かもしれません。


ダイエットがうまくいかない原因

年代別の推移を見てみると、糖尿病患者や肥満患者は増えているのに、摂取カロリーは減っているという面白い話がありました。
問題は食品摂取の量的なものではなく、質的なものがよくない方向に推移しているようです。

具体的には精製されすぎた食品の増加、糖質、糖類に偏った食習慣、食物繊維の不足、たんぱく質の不足、リノール酸の摂取過剰、添加物です。

これらが全て肥満につながるのですが、質的な不足があるのに、さらに足りないものを減らす様なダイエットをしてしまうと、、、。



・血糖値のコントロールができなくてイライラしては失敗する。(コルチゾールやノルアドレナリンにはイライラさせる作用もある→血糖値コントロールがうまくいっていない可能性/うつ病と砂糖の摂取量は比例する)


・体調が悪くなって失敗する。(免疫力低下、有害ミネラルの排出困難)


・運動する元気、活動する力が無くなって失敗する。(筋肉活動の燃料であるATPを作り出せない。)


・セロトニン、ドーパミンなどの、ポジティブになる作用もあるホルモンの材料がないOR作れないために、後ろ向きな気持ちになって失敗する。(アンモニアが体内に蓄積するとセロトニンの産生を阻害する)


まだまだありますが、ダイエットが失敗してしまう理由が盛りだくさんなのです。


たんぱく質を消化吸収する能力

身体はたんぱく質でできています。骨も筋肉も内蔵も皮膚も髪も爪も、、、、、
ですのでたんぱく質が不足するとむちゃくちゃ不具合が起きます。

じゃあたんぱく質めっさ摂取しようぜ!と行きたいとこですが、たんぱく質を消化吸収できない体である場合、それは負担ですから不具合がおきてきますよね。

いろいろありますが、そのなかの一つ、

胃酸

が十分に分泌されていない場合。

胃酸の作用として、

  • 脂肪とたんぱく質の初期消化(B12の取り出しに必要)
  • 微生物の殺菌
  • ミネラルのイオン化(ミネラルを吸収できる形に変える)

などがあります。

胃酸により、ここである程度たんぱく質の構造が壊れてないと、次の消化工程がうまく行きません。


なので胃酸が分泌不十分な人は、たんぱく質をしっかり摂取する前段階、食事の際に胃酸がしっかり出る様なアプローチをしないといけないわけです。


〈胃酸分泌の簡易チェック〉

胃酸分泌が十分かどうかを調べる簡易チェック方として、朝起きてすぐ重曹2gをコップ1杯(100cc以上)に溶かしてゆっくり飲み、5分以内にげっぷがでるかどうか?という方法があります。
5分以内にげっぷが出なければ胃酸があんまり出ていないという判断になります。

この方法は過去に藤田先生の分子栄養学の授業でも聞いたことがあり、胃酸分泌不十分の疑いのある妻は、げっぷがでないし気持ち悪くなるしでした。

胃酸の分泌が不十分な場合、どうすればいいのか?
もちろん川合先生はたくさんの解決方法を教えてくれます。

いくつかある中の解決法1つを紹介すると、『食事中一緒に梅干しを食べる』
梅干しには胃酸分泌をサポートしてくれる働きや、ピロリ菌の運動性を抑制する働きがあります。

ですので後藤家では現在毎食梅干しが同伴してます。

ちなみに胃酸の分泌が悪い人は、すっぱい食べ物が嫌いなことが多いそうです。


腸内環境

小腸で3大栄養素の吸収が行われます。
体内に入る自分と違う『異物』は免疫システムによって攻撃・排除されてしまいますので、自分か異物かよーわからんという低分子状態レベルまで消化分解されている必要があります。
そしたら小腸で吸収できるのですね。

しかし、小腸の壁に傷などの穴が空いてると、未消化のものまで取り込んでしまい、『あら!ややこしい異物が入ってきた!』と判断されて免疫システム発動→炎症となってしまいます。これがアレルギーです。

うちの息子(現在1歳8ヶ月)は重度のアトピーで、卵、大豆、乳製品、猫に強いアレルギー反応を示し、皮膚に触れただけで真っ赤に腫れ上がってしまっていました。
かゆいので掻きむしることもあり、全身血まみれで、もう可哀想で可哀想で、、、。
傷だらけで血まみれの顔でニコッと笑いかけてくれる時は、なんとかしてあげないとと強く思ったもんです。

アトピー

この頃の写真を見ると泣きそうになります。

ほんとに症状がひどい時は写真が撮れませんでした。もっとひどい時があったのです。

治療が奏功し、現在はとっても綺麗になりました。アレルギーが治ったわけではないですが、肌のバリアがしっかりしていて、バリアのない場所から体内に異物が入らないようになれば、症状が出ません。


昨日の息子。鼻で変な音がするのに笑ってました。

最初何軒か回った小児科では「猫と一緒にこの子を育てるとは何事や。早く猫を誰かに引き取ってもらえ」「猫がいる限り症状は悪化し続ける」と言われましたが、現在は猫も克服。
息子も猫が大好きで毎日触り倒してます。

ぷりたろうと銀

腸も皮膚も同じで、本来入ってきてはいけないところから入ってくるとアレルギー反応が起こります。
入ってくるべき場所から、入ってくる物が入っていい状態に変換されている必要があるのですね。

傷や穴など、入ってきてしまう場所がある場合は、まずその穴を塞ぎ、アレルギー反応を起こさないようにバリアを張る必要があります。

そして、口から食べたものを消化吸収できる状態にするには身体がどういう状態になってればいいのか?


これは血液検査データを分子栄養学的観点から見るとわかるのですが、川合先生が1日かけてわかりやすく教えてくれるからこそ理解が得られることだと思いますので、僕がかいつまんで説明して「難しいな」と思われてしまうのはとても不本意なので割愛させていただきます。

なんせ腸内環境が悪いと、アレルギーが起こるし、体調が悪くなるし、肌があれるし、太りやすいということです。

余談ですが、保健所で中国人が乳児の子供の離乳食にチャーハンを食べさせてるのをうちの妻が見たらしく、「いいのかな?」と驚いていましたが、いいわけがなく、その子はアレルギー体質になるリスクが高いと思います。(リーキーガット症候群)


腸内の細菌バランス

『細胞と細菌を考慮したセルフコンディショニング法』

というセミナータイトルが付いているところからも、川合先生は腸内細菌を重要視しています。

腸内細菌は主に大腸内にいて、善玉菌、悪玉菌、日和見菌に大別されます。


善玉菌は腸壁を修復してくれたり、ビタミンを産出したりしてくれます。
反対に悪玉菌はアンモニアやメタンガスなどの体調を悪くしてしまう物質を産出します。

当然、悪玉菌が優勢な腸内環境はやばいわけです。

以下の図の様にまとめてみました。

腸内細菌の比率



ちなみに僕も昔はひどいアレルギー体質で、社会人1年目の、で患者さんの家を回ってリハビリをしている仕事をしていた時に、花粉症がひどくて運転中に目が開けられず仕事を休む、などということを何回かしました。
あの時はほんと、院長先生、患者さま、ごめんなさい。

今は花粉症の症状がまったく出ません。
何年前からかな?ほんとまったく出なくなりました。

腸内環境改善がうまくいったからなのでしょう。


血液検査データを読み解く

悪玉コレステロールと言われることもあるLDLですが、胆汁の原料になるものなので、不足すると胆汁が作られなくなり脂肪酸の吸収不良となります。
結果として脂溶性のビタミン(ビタミンA、D、E、K)を体内を取り込み難くなります。
なぜLDLの値が高くならないのか?
たんぱく質の摂取量が少ない、またはたんぱく質を消化吸収できていないなどがあります。

LDLが高すぎるのはもちろんよくないです。低いとよくないというだけです。
だいたい100くらいがいい感じとのことでした。

ということで、冒頭のLDLが低ければいいってもんではないことがご理解いただけましたでしょうか?

分子栄養学では一般的な血液検査で出てくる項目よりも遥かに多い項目をチェックします。

肝臓機能の指標として有名なASTやALTがありますが、以下の写真をご覧ください。

ALTとAST

これも僕の血液検査結果です

基準値内に収まっていますが、ALTがASTより1でも高ければ『脂肪肝』を意味します。

お、お酒を控えないといけません(´・谷・`)


運動よりも身近な食事

多くの人が運動と言える運動をしない日があっても、食事をしない日はないのではないでしょうか。
その食事による栄養摂取の悪影響が大きすぎたら、運動介入がうまくいかないのは当然なのかもしれません。

間違えた常識や思い込みで、よかれと思ってやった努力で体調を壊してしまうのは悲しすぎます。

トリガーポイントと出会えてよかったと言っていただけるのが僕の勉強継続のモチベーションとなっています。

縁があったみなさんの努力が結果に必ず結びつくお手伝いを、日々進化させながら頑張りたいと思ってます。



セミナー情報

そんな川合先生のセミナーですが、直近では8月18日に
「咬合と動作」「口腔と栄養」とし、専門分野の隔たりを無くし、共通言語・共通認識を持ったヘルスケアプロバイダーのコミュニティ形成を進めていくことを目的とした講習会があります。

関西地域 Interdisciplinary Integration講習会

【日程】
2019年8月18日(日) 10:00-17:20

【講義内容】
①10:00-11:20 川合智
“歯科医、歯科衛生士と共同介入するための運動と栄養の考え方”
②11:30-13:00 松浦崇
“咬合が変われば身体が変わる、身体が変われば咬合が変わる”
③14:00-15:20 三木絵梨香
“ライフステージごとの口腔マネジメント”
④15:30-17:00 川合智
“栄養の観点から見た口腔環境の重要性:口腔の破綻が招く様々な不調”
⑤質疑応答17:00-17:20

① 川合智 “歯科医、歯科衛生士と共同介入するための運動と栄養の考え方”
 ・咬合、口腔環境をサポートする運動戦略
・咬合、口腔環境をサポートする栄養戦略
・運動指導者が栄養の専門家に受け渡す基準
・運動指導者が歯科・口腔環境の専門家に受け渡す基準
・多分野の専門家が運動指導者とコミュニケーションを取るために必要な知識
・歯科医、栄養士に知ってほしい呼吸エクササイズ
・多分野の専門家に知ってほしい簡易歩行評価

② 松浦崇 “咬合が変われば身体が変わる、身体が変われば咬合が変わる”
・歯科医とコミュニケーションを取るために必要な歯の基礎知識
・運動指導者が評価するべき咬合のポイント
・咬合調整で起きる身体への変化

③ 三木絵梨香 “ライフステージごとの口腔マネジメント”
・乳幼児期の口腔の特徴と留意点
・口呼吸はいつから可能になるのか
・子どもの虫歯予防と健康
・歯周病と全身疾患
・オーラルフレイルとフレイル

④ 川合智 “栄養の観点から見た口腔環境の重要性:口腔の破綻が招く様々な不調”
・口腔環境の破綻が招く慢性炎症と消化吸収不良
・口腔環境と糖尿病:慢性炎症が招く耐糖能低下
・口腔環境と呼吸:慢性炎症が招く鉄欠乏と甲状腺機能低下、そして胎児への影響



【講師】
川合 智
PM Performance代表
AZCARE株式会社ゼネラルマネージャー
NSCA-CPT
JATI-ATI
栄養コンシェルジュ1ツ星&2ツ星

松浦 崇
まつうら歯科クリニック院長
提携:桜通り歯科クリニック(東京)
提携:松浦歯科津島新野(岡山)

三木 絵梨香
歯科衛生士
丸亀町ハビット歯科クリニック副院長

【場所】
大阪 シキボウホール
(最寄り駅:大阪メトロ御堂筋線 本町駅より徒歩2分)
http://www.shikibo.co.jp/enterprise/service/hall/index.html

【費用】
19,440円(税込) 

詳細とお申し込みはこちらからどうぞ



近藤拓人さんと後藤玄のセミナー情報

大阪初開催になります近藤拓人さんの『歩行(8月31日)』と『腰痛(9月1日)』のコースが申し込み開始になっております。
(こちら終了しました)

そしてわたくし後藤玄の『現場へのビジョントレーニングの導入 level 1』も8月11日開催で、現在は満席の為、キャンセル待ちになります。

詳細とお申し込みはこちらから

福井県鯖江市の眼鏡工場見学

眼鏡の町・鯖江

6月7日・8日と仕事をお休みいただきまして、メガネの町として有名な福井県鯖江市の眼鏡工場見学へ。
国内シェアの95%の眼鏡が鯖江市で生産されているとのことです。
高速道路のインターや道の駅などには眼鏡の他に恐竜アピールが多くありました。
聞くところによると、福井県では恐竜の化石が数多く発掘され、恐竜王国と呼ばれているそうです。

ちなみに、フランスのジュラという都市も福井県の鯖江市のように街全体が巨大眼鏡産業で成り立っている町で、恐竜がいた時代で有名なジュラ紀も、この地質時代の地層の研究の基礎になったジュラ山脈にちなんで命名されたんだそうです。

日本の鯖江もフランスのジュラも、眼鏡と恐竜という不思議な共通点があるんですね。

鯖江市は眼鏡と恐竜の町

増永眼鏡

バスで500mlのペットボトルを飲み、最初は『増永眼鏡』さん。

福井県鯖江市を眼鏡の町に変えた人物といえる増永五左衛門さんが明治38年に創業した会社です。
福井県では冬が寒く、積雪などから農業がいい感じにならず、福井の人の暮らしを良くしたいと考えた増永五左衛門さんが、大阪から職人を呼び、村人たちを巻き込んで鯖江に眼鏡産業を興したのが始まりでした。

その増永五左衛門さんの創業した歴史ある眼鏡工場では、200以上からなる工程を普通は分業して作っているところ、増永眼鏡では全てを自社だけでやってしまっているとても珍しい工場です。

工場はとてつもなく広く、機械の数もむちゃくちゃ多く、1億円を超える機械もたくさん。

増永眼鏡さんの社是

500mlのお茶と資料をいただき、増永眼鏡の歴史や眼鏡のいろいろなお話を聞かせていただきました。

増永眼鏡の創業者の増永五座衛門像

EYETEC

次に見学したのは『アイテック』さん。
イオンプレーティングや電着塗装などの表面処理を行う会社で、チタン合金を蒸発イオン化し、真空状態で付着させ、アルゴンや窒素ガスなどと反応させ表面処理をさせる現場などを見学させていただきました。

電着塗装で耳かきを着色する体験をさせていただき、お土産にいただきました。
メッキを行おうとする金属を溶解した水溶液中に入れ、電流を流すと着色されるのですが、水溶液は1種類なのにかける電圧を変えることで青になったり茶色になったり、いろいろな色に変わるのが不思議な着色体験でした。

500mlの水をいただきながら、動画とスライドで為になる表面処理の紹介をしていただけました。

リペア

1日目最後は『リペア』さん。
眼鏡修理専門の会社で、毎日600本ほどの眼鏡修理を行っています。
社長さんはとても面白い方で、包み隠すことなく何もかも見せて教えてくれる感じでした。
極秘データや現場の技術を、会社全体を回りながらなにもかも見せてしまうのは、真似できない「人の技術力」を感じました。

レーザー溶接や金属切断などを体験させていただき、500mlの水をいただきながら眼鏡修理のことをたくさん講義していただけました。
好きな写真を1枚用意してと言われ、工場内を回っている間にオリジナルの名刺入れを作ってくださる心遣いまで!

オリジナル名刺入れ

息子の銀のオリジナル名刺入れ

眼鏡の耳にかける部分「モダン」を曲げ加工する工具までいただき、ほんとに至れり尽くせりといった感じでした。

マコト眼鏡

2日目は『マコト眼鏡』さんへ。

セルロイドとアセテートの眼鏡を専門に作っている会社で、増永眼鏡の分家の方が代々経営されています。会社を案内してくださった社長さんも増永さんでした。

500mlの水をいただきながら、鯖江の歴史やセル枠やアセチの特徴などを講義していただき、その後、工場全体を回りながらいろいろ説明していただけました。

眼鏡フレームのテンプル部分の印字作業などを体験させていただき、セルフレームの出来上がるまでを見学させていただきました。
マコト眼鏡の職人さんは作業がとても速くて正確で、且つ仕上がりが美しいのに感心しました。これぞ職人という感じ。

マコト眼鏡さんが作る『歩』というラインの眼鏡を試し掛けさせてもらったのですが、こんなに掛け心地のいい眼鏡があるのかという驚きでした。掛け心地にとことんこだわろうというコンセプトで作られたらしく、いろいろな工夫が施されたあっぱれな眼鏡で、次に買う眼鏡は歩にしようと思わされます。

マコト眼鏡の技術が詰まった『歩』

眼鏡祭り

その後は眼鏡フェスへ。

眼鏡フェスのオブジェクト

なかなか楽しかったですが、1回でいいかなという感じでした(笑)

眼鏡アイドルのキューティーパイさんのLIVE

僕は九頭龍という日本酒飲んでへべれけになってました。

眼鏡会館の中にある眼鏡ミュージアムでは眼鏡やレンズの歴史などが。

小雨降る中でしたが、眼鏡フェス眼鏡をかけてご機嫌なワタクシ。

許可を取っていないので目を隠しましたが、大阪から一緒に参加した眼鏡仲間です

眼鏡製作の現場を見ると、選ぶべき眼鏡の基準が変わります。
あまり公にはならない会社の工夫や技術を目の当たりにできて、奥の深い世界やなぁと実感しました。

セミナー告知

現在開催が決定しているセミナーです。500mlの飲み物のご用意はありませんm(_ _)m

ビジョントレーニング

『現場へのビジョントレーニングの導入:level 1』

『セミナー概要』

視力とは異なり、視覚(ビジョン)は後天的に学んで身につけるものです。
後天的に学んで身につけるものですので、トレーニングによって向上させることが可能です。
目は常に身体の動きをリードします。
字を読む勉強を始めた子供においては一般的に、『視覚の注意を水平あるいは垂直に連続したものへ適合させる』と『字を学ぶ』という、2つのタスクを同時に求められてしまいます。
視覚の調整技術を身につけることで、字を読むことを学ぶだけに集中させてあげることが、集中力や学習意欲につながります。
発育発達、学習能力、思考、痛みの抑制、運動パフォーマンスに大きな影響を与えるビジョンへ、クライアントに楽しんでもらいながら介入、改善する方法を学びます。

またストレングストレーニングのプレトレーニング、ウォームアップ、トレーニングセッション中などにビジョン介入することで、飛躍的にエクササイズを改善したり、筋出力やモビリティーを向上させる方法や、
動くことに前向きでないクライアントの、マッサージを受けるだけ、などの受け身の治療から、一歩進んだ『不調を簡単に自分で治す習慣』を提供する工夫をお伝えします。

<主な内容>
・ビジョンとは
・人間の左右の役割・左右非対称性
・両眼視(評価と介入)
・周辺視野(評価と介入)
・動体視力(評価と介入)
・抑制(評価と介入)
・呼吸と舌位
・頭頚部の捻れと視覚のリポジション
・視覚システム介入による関節可動域の拡大
・筋緊張の抑制、痛みのコントロール
・筋出力やコーディネーションを高めるビジョンによるプレトレーニング
・筋出力の発揮(スクワット、チンニング、etc)
・視覚とその他の感覚統合
・重心のコントロール
・現場での具体的な応用
・日常で効果を最大にする環境設定
・モチベーションのコントロール

その他

『認定制度とLEVEL2』
受講後にオンラインによるテスト(任意)で90%の正解率を達成した場合、LEVEL1認定証とLEVEL2受講参加権利が授与されます。
オンラインテストはセミナー受講日より2ヶ月となります。

日時:8月11日(日) 10:00 - 16:30

会場:〒590-0014 大阪府堺市堺区田出井町2-1
サンスクエア堺 第1会議室

JR阪和線「堺市」駅 徒歩3分

定員:30 名

『受講料』

22,000円(税込)
・両眼視トレーニング用デバイス付き
<早割>7月11日までのお申し込み完了で19,000円(税込)

詳細はこちら

第1回 現場へのビジョントレーニングの導入セミナー終了

大阪ハイテクノロジー専門学校で大阪第一回目の『現場へのビジョントレーニングの導入』が無事終了しました。

今回のLEVEL1のプログラム

 

ビジョンとは?

午前中は基礎的なことからスタートでした。

視力と視覚の違いですが、視力は「いかに鮮明に見えるか」で、先天的に身につくものです。それに対して視覚は、見るだけではなく、目から入った感覚情報を、脳が判断して、理解して、行動に移すまでの全ての処理過程を意味し、成長する過程で後天的に学び身につけるものです。

感覚情報(5感で感じる外受容感覚、痛みなどの内受容感覚、位置覚や平行感覚などの深部感覚)や、視覚の入力系、統合系、出力系の理解、脳神経、眼の筋肉(内眼筋、外眼筋)など、現場で実践する場合に何を覚えていればいいのかを感じてもらいました。

知識として暗記してしまうだけではなく、やはり現場でどう生かすか?までが重要ですよね。


 

両眼視と抑制

両眼で見ることの意味と、両眼で見ていない場合の弊害や愁訴など。また、見ているようで見ていない「抑制」の評価と改善方法を実技しました。
光情報としては入っていても、脳内でその情報を消去したり認識してなかったりということがあるのですね。
参加者の中にも何人もおられました。

この場合、両眼視していないということになり、見ていない方の眼は抑制があることを意味し、さまざまな身体の問題が起こってきます。

斜視や斜位の鑑別、近視や遠視などの屈折異常についてもとても重要なことですので、ちょっとでも面白く伝えられればいいなといろいろやりましたが、講義後のオンラインテストで、みなさんここの抑制関連の問題の間違いが一番多かったです。
次回は少し考えねば、、、、


 

動体視力、眼球運動の種類と特性、前庭についてなど

眼球運動の評価項目、眼球運動が検者に与えてくれる情報、前庭と眼球運動の連携、中でも過剰固定視について多く説明させていただきました。
過剰固定視は、眼球を動かすために土台の安定(頭部、頸部)を過剰な筋緊張によって作り出すもので、眼球と頭部の分離運動不能、乱視や近視、姿勢筋緊張の増加による痛みの出現や頭部前突姿勢、学習障害やADHDなどを引き起こします。

午後の治療編やトレーニング編の実技に向けて、少し説明が多くなりました。


 

午前の最後はみんなでビジョントレーニング

お互いのパートナーの痛みや関節可動域や眼球運動を評価した後、いくつか身体を使いながらのビジョントレーニングをサーキット形式で行いました。

終わったあとの評価やペーパーテストの成績に良い変化がみなさんに起こっており、ほっと一安心でした(笑)

 

視覚介入による筋緊張や痛みの抑制

午後は少し難しい内容になりました。
脳神経や呼吸の適正化や頭蓋頚椎部のマルアライメントの修正などについてです。

痛みは100%脳からのアウトプットで、脳が危険と判断した時に出すのが痛みです。
脳が危険と判断する理由や、視覚介入で筋緊張や痛みを抑制する実技などを行いました。

頭頸部のマルアライメントは、頸部の安定性のために両側の眼球運動と前庭システムの過活動を引き起こすため、一般的な頭蓋頚椎部の歪みを治す方法や、視覚以外との感覚の統合により起こる症状の変化などを実際に感じていただきました。

ケース別ビジョントレーニングの応用

プレトレーニングやモビリティートレーニングやストレングストレーニング中に視覚システムに介入することで、関節可動域をあげたり筋出力を増大させたり、エクササイズ自体をプログレションさせたりリグレッションさせたりという方法を実技を交えて行いました。

以下は実技の一部の様子で、後半は認知系の負荷を足し、タスクをいろいろ課してキャッチボールをしています。脳がカーッと熱くなるような統合系のトレーニングです。

後半はバックスクワットの前のプレトレーニングとして、膝にゴムバンドを装着し、オブジェクトを注視したままバランスボールの上でバウンドしてもらっています。理由はいろいろあるのですが、スクワットのしやすさが変わります。純粋にスクワットが上手にできるようになったなと感じてもらえると思います。
ぜひお試しください。

モチベーションのコントロールと環境設定

生活習慣や生活環境を変えないと、せっかくいい反応が出てもすぐ戻ってしまうこともよくあることですよね。
例えば、肩こりが楽になっても、1日中パソコン作業をやるとまた肩は凝るでしょうし。最悪、仕事を変えないと治らない愁訴なんかもあるかもしれません。
そんな中、自分や家族を守るためにも最低限できる環境設定や防御策、眼のための食事や生活習慣や、実験結果の紹介などをお話しさせていただきました。

そして勉強でもトレーニングでも、モチベーションのコントロールが非常に大切です。1番重要なことかもしれません。
トリガーポイント流のモチベーションコントロール法など、他にもいろいろ詰め込みすぎてしまい、時間がおしまくってしまいました。。。

でもみなさんのご協力と盛り上げていただいたこともあり、とても楽しい1日でした。

ご参加くださった32名の先生方、ほんとうにありがとうございました!

 

オンライン認定テスト

講義終了後から2ヶ月以内でオンラインテストを受講していただき、90%の合格率でLEVEL1認定というシステムになっており、LEVEL2受講条件はLEVEL1を合格していることとなります。

問題はかなり難しいです。
セミナー終了の夜からどんどん回答が送られてくるのですが、苦戦されている方もそこそこおられました。
チャンスは3回あるので、なんとか頑張っていただきたい!

 

次回開催予定

ありがたいことにセミナー終了後から次回はいつやるのか?のお声をたくさんいただきまして、今回キャンセル待ちの方もたくさんいらしたので、早々に第2回を開催したいと思ってはいるのですが、まだ予定はありません。

一応7月か8月くらいを予定しております。

また仙台では6月16日に開催が決定しております。
申し込みも始まっておりますので、そちらもぜひお越しください。
詳細はこちら

 

関連セミナー告知

Interdisciplinary Integration“多業種が連携したヘルスケアシステム”

【日程】
2019年 5月6日(月曜祝日)
※8:00~18:00

【講義内容】
① 近藤 拓人
・多分野の専門家が協力する治療形態の必要性
・なぜ歯科医が必要か
・なぜ検眼士が必要か
・運動指導者が他分野と協力するために必要な知識
・他分野の協力を必要とする判断基準
・歯科医院で活用できる評価と運動指導
 
② 小松佳弘
・視覚の発達
・視覚と自律神経
・視覚と代償頭位
・運動と視覚システム
・運動指導者との連携
 
③ 神田泰志
・左右の空間認知と脳
・空間認知と脳から考える姿勢制御
・空間認知に変化をもたらすレンズ処方
・反射光と透過光、前頭前野への影響
・運動指導者、歯科医との連携
 
④ 石田亮人
・舌の歴史
・舌を口蓋につける意味
・成長発育期における歯科介入
・嚥下機能改善による身体の変化
・多業種連携の意義
 
⑤ 西川岳儀
・発達を赤ちゃんから考える
・口腔機能の発達と全身の発達
・歯の形態とその機能
・噛み合わせと身体への変化
・他職種との連携
 
⑥ 近藤拓人
・歯科医、検眼士と協力した運動介入(実技)
・総まとめ

【スケジュール】
① 8:00~9:20 近藤拓人
② 9:30~10:50 小松佳弘
③ 11:00~12:50 神田泰志
質疑応答後、昼休憩
④ 14:00~15:20 石田亮人
⑤ 15:30~16:50 西川岳儀
⑥ 17:00~17:30 近藤拓人
⑦ 17:30~18:00 質疑応答
 
※講義時間は多少前後する場合があります。また講師の順番も変更する可能性があります。
 

【講師】
近藤拓人
AZCARE 株式会社 代表取締役
WOW’D宮崎 テクニカルディレクター
医科学修士(感覚運動分野)
Board of Certification-Athletic Training (ATC)
 
小松佳弘
株式会社パーソナル・グラス・アイックス 取締役
検眼士
Japan optometric association
小松式ビジョントレーニング、ビジョンアセスメントトレーナー

神田泰志
燕光学社 谷町眼鏡店 代表
学校法人博陵学園 みくま幼稚園 理事
検眼士
ophthalmic medical assistant
Japan optometric association
PRI visual integration 修了
PRI cervical revolution 修了
千照会 千原眼科医院 提携

石田亮人
石田歯科クリニック 院長
バイオブロック・オーソトロピクス認定医(master class)
RAMPA Educational Institute公認指導医
顎顔面口腔育成研究会理事
顎咬合学会認定医
 
西川岳儀
医療法人西川歯科 理事長
矢吹産婦人科・FiveComfort 提携
おかざき治療院 提携
豊中愛鍼灸整骨院 提携
アスリートサポートセンター豊中/露口整体院 提携

【場所】
みくま幼稚園 講堂
最寄駅:モノレール・北大阪急行 千里中央駅
http://www.mikuma.ac.jp/toiawase.htm
※幼稚園への直接のお問い合わせはご遠慮ください。

【費用】
21,600円(税込)

【定員】
150名

【対象】
トレーナー、理学療法士、作業療法士、ボディーワーカー、インストラクター、学生、その他運動指導に関わる全ての方

※GW長期休暇により金融機関によってはお振込受付がGW明けになる可能性がございますので、当日現金支払いにて受付いたします。

お申し込みはこちらから

運動と感覚の統合:末梢神経

近藤拓人:運動と感覚の統合:末梢神経

大人気シリーズです。あと数席だけ残っております。お早めにどうぞ。

詳細、お申し込みはこちら

ビジョントレーニングは何のために行うのか?

鶏が先か?卵が先か?なんて議論がありますよね。この世に最初に現れたのはどちらなのか?というやつです。
研究者の中では結果が出ていることなのかもしれませんが、不勉強な私はどっちか知らないです。
似たようなやつで、性善説や性悪説。
多分、どちらも柱とする考え方や研究方法で答えが変わるものなのかなと思います。知らんけど(←大阪人が語尾によくつけるやつです。スタッフの比田勝と話してると日常会話の100%に知らんけどがついてきます。)

さて、目はどうでしょう?
ビジョントレーニング

目が悪いからどんくさいのか?どんくさいから目が悪いのか?

疲れて体調が悪いので目がかすむのか?目が疲れてきて体調が悪いのか?

目が悪い為に球技が下手なのか?球遊びの経験が少ないから目が悪いのか?

挙げればキリがないくらいです。

あなたはどっちと思われるでしょうか?

僕の中では自分なりの答えが出ています。

「現場へのビジョントレーニングの導入 level 1」

というセミナーを、4月大阪と6月仙台でさせていただくことになりましたので、ビジョントレーニングについて書きたいと思います。

まずは首を軽くしてみましょう

首の左右回旋

左右差を確認


首を左右に回した時、どちらか行きにくい方向があるでしょうか?
つまり感や痛みなどでもいいです。
理由はいろいろあるのですが、人間は圧倒的に左に回りにくい人が多いです。
(理由は長くなるので割愛しますが、セミナーではお話させていただきます。)

ですのでここでは左に回りにくい人を対象として、以下のことをやってみてください。

1・右目を塞ぐ。
2・左目で何か文字や物体を見たまま、首を右へ水平に回す。(この時眼球は左へ行ってるのがわかりますか?)
3・できるだけ限界まで眼球を左に向けるべく、対象物を頑張って見る。
4・その状態でゆっくり1〜2回、深呼吸をおこなう。できればしっかり腹筋を感じられるくらいに息を吐く。

これ以上眼球が左へ向けないと思えるくらい、左端のものをしっかり見ようとしてください

終わったらもう一度首を左右に回してみてください。最初と比べて楽に動くことかと思います。
あまり変化を感じなかった人は首を右へ回す角度を変えたり(顎を引いたりあげたりして)、右目を塞がずに両目でやってみてください。

ビジョンに介入して筋緊張を落とした一例の紹介でした。

視力と視覚の違いとは?

視力は主に静止視力のことを指し、学校の視力検査で測るやつですね。
黒板の文字がどれくらい見えているか?などの為に重要になります。
視力
遠くの物がいかに鮮明に見えるか?という先天的に身に付くものが視力(sight)です。

視覚は、『見る』だけではなく目から入った感覚情報を脳が判断して、理解して、行動に移すまでの全ての処理過程です。

視力と違って、成長する過程で後天的に学び身につけるものが視覚(vision)です。
後天的に学び身につけるものですので、ビジョンはトレーニングによって機能を向上させることができます。

ビジョンを構成する能力

『静止視力』

遠くを見る能力

『動体視力』

動いているものを見る能力

『周辺視力』

視野の端に映る情報をキャッチする能力

『感覚統合能力』

他の感覚器と協調して働く能力

『眼球運動能力』

目標に視線をすばやく向けたり、固定したりする能力

『視覚性反応力』

すばやく反応して適切な行動を起こす能力

『視覚化能力』

動きを頭の中に思い描く能力

『思考力』

総合運動思考などの大きい筋肉の活動をコントロールする技術、弁別運動思考などの特別な操作技術、勉強や仕事場で成功するための細かい動作をコントロールする技術。
その他に視覚思考、聴覚思考、社会思考、論理的思考など

『深視力・立体視能力』

距離感・位置関係を判断する能力

他にもまだありますが、このように

  • 感覚機能
  • 運動機能
  • 情報処理機能

の、いろいろな能力が全て動員されるのがビジョンということです。

入力→情報処理→出力までがvision

ビジョン機能が低下しやすい現代社会

サーカディアンリズムといって、人間は太陽光によって交感神経の働きが高まっていき活動し、夜暗くなってくると副交感神経の働きが強くなっていって寝るという自律神経のバランスがあります。
しかし年がら年中明るくなりがちじゃないですか?現代って。
これは自律神経機能を乱すので色々な不調に見舞われます。
主に交感神経は緊張、副交感神経はリラックスの働きがあるので、ずっと交感神経が働いてると神経的に休息できていないので疲れます。
脳は『休んでよー。』というサインを出してきます。一応、こいつは言えばわかる奴かもということで、最初優しくサインを出してきます。
『疲れた』
というサインです。

ここでサインを無視して休まなかったとします。仕事やなんやで休みたくても休めないことも多いでしょう。
すると脳は『こいつ、優しく言ってもわからんやつやな。』となり、強めの主張をしてきます。
痛みです。
人間は目の奥と腰に痛みを感じる能力が高く設計されています。
なぜならそこを抑えられると活動できないからです。脳はかしこいですね。

なので目の奥や頭痛、腰痛となって、キャパオーバーのお知らせをしてくれます。
夜なのにいつまでも明るくしてたり、テレビやスマホを見てると、交感神経が休まらず、脳は休息できないのですね。
眠らない街は人間に優しくないのです。

サーカディアンリズムの他にも自律神経が左右されることはたくさんあります。
呼吸は吸気優勢が交感神経、呼気優勢が副交感神経
筋肉の緊張は交感神経、弛緩は副交感神経
伸展は交感神経、屈曲は副交感神経

目で言えば、近くのものを見るのは副交感神経、遠くのものを見るのは交感神経
書き物やパソコン、スマホなど、ずーっと近くのものを見てると、これまた自律神経性の不調がでますよね。
自律神経の不調とは、慢性的な疲労、だるさ、めまい、偏頭痛、動悸、ほてり、不眠、便秘、 下痢、微熱、耳鳴り、手足のしびれ、口やのどの不快感、頻尿、残尿感など。
精神的な症状としては
不安感、疎外感、イライラ、やる気が出ない、憂鬱になる、感情の起伏が激しい、焦りを感じるなど。

遠くを見ようにも、都会はビルやマンションの立ち並ぶコンクリートジャングルですし、会社や自宅の環境も顔をあげればすぐに壁なんてことも多いでしょう。

ですので、環境設定というのは体を守るためにも能力を上げるためにも非常に重要になってきます。
テレビや机や照明の位置、生活習慣、メガネなどに工夫が必要です。

反射光 vs 透過光

人間は発光するものを直接見るようにデザインされていないのです。紫外線や400nm~420nmの帯域のブルーライトは眼にとって毒です。太陽を直接見ると具合が悪くなりますが、太陽の光に照らされたものを見ることで脳は必要な刺激を受け取ります。
読書などは太陽や照明によって照らされた反射光によって認識しているので、脳の前頭葉と呼ばれる部分が強く反応します。
反対にテレビやパソコンなどの透過光と呼ばれる、対象そのものが発光するものは、前頭葉があまり反応しません。
前頭葉は感情、注意、思考などの精神作用や、随意運動の中枢だったりと、人間が人間らしくあるための機能の司令官です。そこに活性が起きにくいのです。

スマートフォンが普及しました。便利ですし退屈しのぎにもなるので、1日中見てるという人も多いでしょう。
自律神経に負荷はかなりかかるし、ずっと距離が近いので、目はめちゃくちゃ疲れます。
1時間PCを見続けると眼圧が8%も上がります。

色々な実験の結果が出ていまして、スマホやタブレットなどの透過光のデバイスで読むのと、反射光の紙で読むのとでは、記憶の残り具合や文章の間違いに気付く率などがダントツで反射光の紙の方が高いのです。
反射光に比べて透過光は認知的な負荷が高くなっていることから、被験者の疲労やストレスのスコアが優位に高いことも結果にでました。

実際、高校の授業でタブレットを導入した学校は、あまりに偏差値が下がってきた為、紙ベースに戻すという事態が多発しております。

勉強は紙ベースで、スマホを見る時間は極力少なくしたいものですね。
なんてことをこの長いblogをスマホやPCで読ませながら言うなと突っ込んだことでしょう。
僕もすごいストレスと目の疲れと戦いながらキーボードを打っています。。。。

結局、ビジョントレーニングで何を達成したいのか?

ビジョンは成長の過程で後天的に学んで身に着けるものということでしたが、獲得不十分なままに次のステージに行ってしまった場合、これはとても生き難いことになるのです。

  1. 水平に並んだ文字列を追えないのに、本を読んで理解しないといけない。
  2. 理解するのに時間がかかるのに、仕事では効率を求められる
  3. 目からの感覚が不十分な為、脳は危険と判断し緊張を生み、上手に動けない
  4. すぐにつかれる、痛みがでる。
  5. もうざっくり言ってしまえば、人間としての機能が低い

なんてことを、ビジョントレーニングで改善していこうという試みです。
もちろんビジョンだけでこれら全てが改善されるわけではありませんが、人間の感覚情報は目に90%頼っているので、伸びしろとしてはかなりあるわけです。

使われなくなった機能は失われていきます。寝たきりの人が歩けなくなったり。
神経のネットワークは使われなければ1週間で25%も減るとのことです。
ビジョントレーニングをすることで、新しい神経ネットワークを構築することが、生きやすくなるための手助けになると思います。

セミナー情報

現在決まっているところでは、

大阪、名古屋、仙台、福岡、愛媛、東京 → 詳細

人生で一番多くする運動『呼吸』と向き合う

2月2日、3日に近藤拓人さんの「呼吸と運動機能への統合的アプローチ:呼吸」のセミナーを主催しました。
会場は新大阪の大阪ハイテクノロジー専門学校。

いつものようにとても人気で、定員60名+30名を超えるキャンセル待ちの申込みがありました。

人間が人生を通して1番多く行う運動が呼吸です。1日に約20,000回します。
そして生きてこのblogを読んでくださっている皆様は1日たりとも失敗したことがないのです。
1日どころか10分もサボれない運動です。

そんな呼吸が正しくないものであったとしたらどんな影響が出るでしょう?

呼吸の筋肉である横隔膜が正しく動かず、肩や首や腰の筋肉を使って肋骨を持ち上げて体内に空気を取り込んでいるとしたら?
それでは肩こり腰痛から逃れることができないですよね。
マッサージしてもらったとしても間違えた呼吸運動を繰り返すことによってすぐにまた症状がぶり返すでしょう。

また呼吸は意識的にも、無意識的にも行える唯一の運動です。
胃液を多く出そう!としても意識的には出せませんし、心臓止めようとしても止められませんよね?
これは交感神経や副交感神経といった自律神経によって支配されているものなので、自分の意思でどうこうすることができないのです。
勝手に、自動でやってくれているのです。
呼吸も同じで自動でやってくれます。吸って吐いてと1日中考えてられないですもんね。
ただ呼吸は心臓等と違って止めようと思えば止めることができるし、吸ったり吐いたりしようと思えばできますよね?
この性質を利用して呼吸に介入することで自律神経をコントロールすることができるのです。
さらに呼吸は姿勢や動作に大きな影響を及ぼします。
皆さんもすごい無理な姿勢をとったとき、思わず息が止まっていると言う経験をしたことがあるかと思います。

難しい姿勢

無理な姿勢をしながら楽に呼吸をすることは難しい


これは無理な姿勢を維持するために、呼吸するための筋肉も姿勢の維持に使われてしまったために起こります。

近藤拓人さんは二日間の講義の中で、呼吸に介入することにより、しゃがめなかった人をその場でしゃがめるようにしたり、歩様を変えたり、目から鱗の知識や技術を次々と見せてくれました。

近藤拓人、川合智

左:近藤拓人さん / 右:川合智さん


終了後、受講者の方々から一番多くいただいた感想は、「情報量が多すぎて、噛み砕くのが大変」というものでした。

6月に行う運動と感覚の統合:末梢神経のコースも先週受付開始したところですが、既に55名の申込みが。

そんな近藤拓人さんのセミナーで実技補助を務めてくださった川合智さんが5/5に栄養のセミナーを開催されます。
痛みや筋緊張などをコントロールするには脳活動を高めないといけないのですが、脳活動を高めるために前提として、脳に酸素と栄養が足りている必要があります。
川合さんは栄養のスペシャリストで、栄養について勉強されたい方にはとてもおすすめですよ。

5/5の川合さんのセミナーはこちら

告知

また私、後藤玄は4月28日に「現場へのビジョントレーニングの導入:level 1」というセミナーを開催します。

現場へのビジョントレーニングの導入:level 1

2019年4月28日 新大阪の大阪ハイテクノロジー専門学校で開催

運動が上手にできない、勉強ができない、集中力がない、肩や首や腰が痛い、頭痛がよく起こる、などはすべて目
の機能が上手に使えていない場合に起こります。
こちらは専門家向けのセミナーになりますが、PT、OT、AT、柔道整復師、鍼灸師、パーソナルトレーナー、インストラクターなどの運動指導をされる方や、学校などの教育に従事される方にはぜひ参加していただきたい内容となっております。

セミナー詳細とお申し込みはこちらから

3月15日までのお申し込みで早割価格10,000円(税込)です。
お申し込みはお早めにどうぞ。

PRI創始者のRon Hruskaさんとの初対面

色々な出会いやきっかけで、トレーニングに対する考え方が少しずつ変わってきたのですが、その中でも1番考え方に変化を起こしてくれたのがPRIとの出会いかもしれません。

PRIは色々なコースがあり、奥も深く面白いこともあってこれまで8回受講しました。

8回目のPRI

PRIの受講は8回目になりました。ポスチュラルレスピレーション3回受けたはずですが、修了書1枚見つからず、、、

PRIとは

PRIって何?と聞かれると簡単に説明するのにいつも困ってしまうのですが、

POSTURAL(姿勢)

RESTORATION(復元)

INSTITUTE(研究教育機関)

の頭文字をとったもので、ここからは私なりの解釈ですが、

「ニュートラリティーを獲得しましょう」

というものです。

ニュートラリティーとは、中立な状態で、

右にも行けるし、左にも行ける。

緊張もできるし、リラックスもできる。

曲げることもできるし、反ることもできる。

簡単そうに思えるかもしれませんが、これができていない人がほとんどなのです。

付け加えると、

『神経的なニュートラリティーを獲得しましょう』

ということだからです。

筋トレやスポーツで思いっきり動いた後、ちゃんと休息できる状態ですか?

わかりやすいことで言うと、どこかが痛いとか、正常範囲とされるところまで動かない箇所があるとすると、それは異常事態で、神経的に偏っている部位があるということの証明なのです。

肩こりや腰痛なんかもそうですね。

これを治すには、神経的なニュートラリティーを獲得するしかないのです。

PRIは、人体の左右非対称性、呼吸、脳神経を介しての筋肉の抑制や活性などから、神経的なニュートラリティーの獲得を目指すといったものです。

 

Ron Hruska

そのPRIの創始者がRon Hruskaさんです。

こんなことを1から考えられるなんて、どんな頭脳の持ち主なのだろう?と不思議でなりませんでした。

そして実際にRonさんに会った方々は、Ronさんの人柄を全員絶賛するのです。

とにかく優しさに満ち溢れていると。

PRIの本部はアメリカのネブラスカという田舎にあり、空港からタクシーに乗ると運転手から

「PRIに行くの?」と言われるそうです。

それくらい世界中から患者が集まり、またネブラスカには他に何もないのでしょう(笑)

Ronさんの行う治療を見てみたい、Ronさんの話を直接聞いてみたい、と思い続ける毎日でしたが、なんと2018年6月にRonさんが日本に初めてくることが決まり、頭蓋頚椎のコース「サービカル・レボリューション」を東京の帝京大学で開催するとのこと。

しかし、講義には通訳が入らず、英語でやりとりができる人のみの参加という条件でした。

英語、、、き、きびしい、、

ほぼ聞き取れないかもしれない、、、

でも、これは行くしかない!と思い、

申し込み開始時間10分前からPCの前に張り付き、サービカルレボリューションの受講権を勝ち取りました。

 

 

「サービカルレボリューション」

サービカルレボリューション

サービカルレボリューションの座学風景。全編英語で集中力がえぐいくらいに削られる、、、

6月9、10、11日の3日間、東京の帝京大学で行われたのですが、最寄駅がなく、宿泊先のホテルとの往復が大変でした。

「おお、この目の前にいる人が、あのRon Hruskaかぁ」

と不思議な気持ちですらありました。

Ronさんはとても話します。とめどなく話します。ゆっくりで聞き取りやすいのですが、いかんせん英語なので頭から煙が出続けます。日本語でも煙が出続ける内容なのに、です。

 

サービカルレボリューションの講義

教室を実技室に移しての講義。PRIのHPより。

Ronさんの治療は不思議の連続でした。

マウスピースを噛ませるだけで歩き方が良くなったり、頭蓋を少し触るだけでベッドから崩れ落ちるようにして立てなくなったりなど、驚きの反応を目の当たりにしました。

そして毎日講義が終わりホテルに帰ってからは、英語のテキストと戦う予習復習の夜。

3日間の最後に素晴らしい経験をさせてもらったお礼をRonに伝えると、

Ronは私の腰を抱き寄せ、長々と何か言ってくれました。が、テンパってたこともあり2割くらいしか理解できませんでした(笑)

ロンとゲン

素敵な笑顔のRonと、引き攣る笑顔のGen

「京都でのQ&Aセッション」

東京でのサービカルレボリューションの3日後、Ronは京都でQ&Aセッションという、みんなの質問に答える機会を設けてくれました。ここには通訳が入ってくれるとのこと!

もちろん参加してきました。

Ronさんは何故か私のことを気に入ってくれた(と思うのですが)ようで、この日もなんども握手やハグをしてくれました。

「東京では尊敬するあなたともっと話したかったのですが、なにぶん英語が苦手で、うまく話せずにすみませんでした。」

と伝えると、

Ronは

「あなたのような人がいて、ほんとに日本語が喋れたらと思いました。あなたは素晴らしい顔をしていて、素晴らしい個性を持っています。」

と嬉しいことを言ってくれました。

こういうことをさらっと言えちゃう人やから、みんな好きになるのでしょうね。

PRIの講師陣は若いのに全員頭脳明晰+英語ペラペラ。日本語すらたどたどしい私の日本語を、ケニーこと石井健太郎さんが素晴らしい翻訳力でRonさんに伝えてくれるのですが、質問の途中のRonさんの相槌が長く、なかなか質問しきれません(笑)

 

私は

「子供の発育発達に興味があり、子供はどのように生活やトレーニングをするのが理想と考えておられますか?神経的偏りや体の歪みなんかを予防する為には何に気をつけるべきでしょうか?

一緒に来日されてるRJさんという素晴らしい息子さんに対してリポジションやトレーニングなどは行ってきたのでしょうか?」

などを伺いました。

 

それに対するRonさんの答えは

「歯の健康が大事で、歯をリスペクトしましょう。そしてオーバーユース(使いすぎ)しないようにしましょう。歯にも左右というものがあり、脳にとって一番重要なものであり、それが発育発達にとても重要です。左右の乳歯から永久歯に変わる頃、あなたは左右2つの横隔膜があるということを理解しているべきです。足や筋連鎖も左右に1つずつあります。歯はそれを理解しています。なので私たちはその歯を使うことで左右に体を振ります。

そして歯を感じることによって、首や頭蓋が体の方向を定めることなく片方にとどまり、それによって人生が難しくなってしまう。(PRIで言うところの、パターンにはまってしまう)

なので、私たちは歯を抜かないで広げる必要があります。近年の歯医者はまだやってしまうことがあります。歯が狭いと抜きたがります。すると歯列がどんどん狭くなっていきます。

歯は人間の発育にとても重要で、呼吸に直接的な影響を持っています。

先日のサービカルレボリューションの3日間で、あなたがこのことについて学びたがっているのを私は感じていました。」

RON HRUSKAのQ&Aセッション

京都で行われたQ&Aセッション。やたらRonにからかわれる後藤玄。写真はPRIホームページより。

 

続けて私は、

「RJさんを育てる上で気をつけたこと、親の立場で子供の為に、PRIでカバーしていることで早期に始めてあげたほうがいいようなことが何かあれば、教えていただけますか?」

と聞いてみました。

 

Ronさんは、

「いろんなことを体験させましょう。

どんどん失敗させなさい。

愛してあげてください。

私の人生で一番大切なものはファミリーです。

私はあなたを愛しています。

パターンにはまらないようにしましょう。

いろんなところでリポジションをしましょう。

心地よくなってはいけません。いろんなことにチャレンジしなければいけません。

PRIは5つのことで形成されていると考えています。

inhibition(抑制)

inhalation(吸気)

isolation(孤立化)

internal rotation(内旋)

Integration(統合)

これらはファミリーで、これらを一緒にやる必要がある。

左と右の横隔膜がこれらを一緒にやる必要があります。」

 

もっと色々言ってくれてたのですが、こんな内容でした。

とても難しく感じるかもしれませんが、PRIに触れてきた人ならばRonさんが言わんとすることは感じれるはずです。

Ronさんの人間の深みは、こんなところからきてるのだろうなと感じました。

 

Q&Aセッションが終わり、荷物を片付けていると、

「RJとRonが玄さんと一緒に写真を撮りたいそうなので残ってください。」

とPRIスタッフから言われ、ややびっくり。

RON & RJ & GEN

後日、ケニーさんから送られてきた写真です。とても素敵な記念になりました。

Ronさんは想像通りの、また会ってお話したいなと思わせてくれる、とても素敵な方でした。

サービカルレボリューションの受講後、目や噛み合わせの影響力のでかさを知り、トリガーポイントでは最近マウスピースや視覚矯正レンズなどを使い出しました。

もちろん効果は大きくでます。しかし、レンズは谷町眼鏡の神田先生のお力を借りないとどうにもなりませんし、マウスピースもまだまだ自作の精度が高くないので、今後しばらくの研究課題として取り組んでいきたいと思ってます。

 

セミナー開催のお知らせ

2018年12月8日、9日に近藤拓人さんによる

【呼吸と運動機能への統合的アプローチ:骨盤帯①/胸郭肩甲帯①】

を主催致します。

骨盤帯①では骨盤帯の機能評価をした後、運動により骨盤帯を適切な位置に誘導し、その位置で運動感覚を養い、腹筋群、下肢の筋群、骨盤底筋群など骨盤周囲の組織が高次の要求にも耐えうる状態をつくる方法を学びます。

胸郭①では胸郭肩甲帯の評価をした後、運動により肋骨、鎖骨、肩甲骨、胸椎、頸椎を適切な位置に誘導し、呼吸などの原始動作や胸郭肩甲帯に過負荷のかかる投球スポーツ等のストレスに対応できる状態をつくる方法を学びます。

※骨盤、胸郭肩甲帯、下肢、上肢、呼吸、感覚、脳と脳神経、末梢神経等の講座がありますが、骨盤帯①、胸郭①、呼吸①②は全ての講座の基礎となる内容ですので可能であれば他の講座の前にご参加ください。

※講座の半分の時間は運動療法の実技となりますので、動きやすい服装でご参加ください。基本的に録音、録画は不可ですが、講師による実技デモの撮影はOKです。

【12/8 骨盤帯①の主な内容】
・運動の生成:骨盤帯の役割
・グラウンディング/アーシング
・身体の構造的&機能的連動:運動連鎖、骨連鎖、多関節連鎖、筋膜連鎖について
・骨盤帯の機能解剖学(骨):腰椎、仙骨、寛骨、大腿骨、靭帯などの結合組織
・骨盤帯の機能解剖学(筋):骨盤底筋群、腹筋群、ハムストリング、内転筋群、殿筋群etc
・呼吸機能と骨盤帯の連動
・骨盤帯の機能不全による疾患・障害リスクと予防方法
・骨盤低筋群の評価と介入方法
・骨盤帯のポジション評価/改善法
・骨盤帯への徒手療法/運動療法
・レジスタンス・トレーニング:骨盤帯
・質疑応答

【12/9 胸郭肩甲帯①の主な内容】
・運動の生成:胸郭肩甲帯の役割
・身体の構造的&機能的連動:運動連鎖、骨連鎖、多関節連鎖、筋膜連鎖について
・胸郭肩甲帯の機能解剖学(骨):肋骨、鎖骨、肩甲骨、肩甲胸郭関節、肩関節、靭帯など
・胸郭肩甲帯の機能解剖学(筋):前鋸筋、腹筋群、僧帽筋群、菱形筋、鎖骨下筋etc
・呼吸機能と胸郭肩甲帯の連動
・胸郭肩甲帯の機能不全による疾患・障害リスクと予防方法
・胸郭肩甲帯のポジション評価/改善法
・胸郭肩甲帯への徒手療法/運動療法
・レジスタンス・トレーニング:胸郭肩甲帯
・オーバーヘッドスポーツに特異的な評価
・質疑応答

参照協会
Postural Restoration Institute
Carrick Institute
Z-Health
C.H.E.K institute
Dynamic Neuromuscular Stabilization
Buteyko Breathing
Janda approach
Low back Disorder/Ultimate Back Fitness and Performance
Movement Impairment Syndrome
Mouvement Naturel (MovNat)、その他

参照資料
Leon Chaitow:Neuroplastic Physical Medicine
Randy Beck:Functional Neurology for Practitioners of Manual Therapy
Explain Pain Supercharged:David Butler
筋骨格系のキネシオロジー
カンデル神経科学
JJ. ギブソン:生態学的知覚システム
ニコライ A ベルンシュタイン:デクステリティ 巧みさとその発達など

【目的/対称になる症状】
・痛み改善
・姿勢改善/アラインメント調整
・動作改善
・疲労回復
・婦人科系疾患の改善
・呼吸機能改善
・睡眠機能改善
・免疫機能改善
・冷え性・コリの改善、その他

講師 近藤拓人
WOW’D宮崎 テクニカルディレクター
全米アスレティックトレーナーズ協会認定アスレティックトレーナー(ATC)
NSCA認定CSCS
PRI認定PRT
DNS(動的神経筋安定化)認定トレーナー
ビュテッコ法認定セラピストその他

申込方法:下記URLよりお申し込みください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/1a1646ec585016

問い合わせ先:Kuge.Akinori@gmail.com

日程:12/8 骨盤帯①、12/9 胸郭肩甲帯①

時間:10:00~17:00(両日とも同じ時間です)

場所:大阪市北区堂山町1-5 三共梅田ビルB1Fレンタルスペース貸
会議室 地図URL https://goo.gl/maps/G7uhafeGYAJ2

参加費:16,200円(税込み)/短日 32,400円(税込み)/両日

定員:40名

対象:トレーナー、理学療法士、作業療法士、ボディーワーカー、インストラクター、学生、その他運動指導に関わる全ての方

 

 

近藤拓人さんのセミナーを受講されたことがない方は、この機会に是非どうぞ。